休日を利用して、できることはやってみよう。
の、精神で挑戦した羊毛フェルトが
なかなかのずっこけ具合で終わり、
「ま、まぁ…最初はこんなものよね。」と
クールに言い聞かせるたぬきの傍ら
「フォオオオワアアアアア!!!!」
リビングにも突き抜けたぱぱらいおんのハイトーンボイス。
(娘いわく「女の子と同じくらい高い」)
「なに!どうしたの?」と1Fリビングから声をかけると
「おっ、俺のG-SHOCK、秒で売れた…メルカリで。」
そう。今日も彼はメルカリでブツを売りさばいていた。
正確には、ひとつ商品が売れ、
「乗るしかない、このビックウェーブ」
とつぶやきながら、さらにいろいろ出品していた。
ランニングで使用していたG-SHOCKである。
さっそく梱包する材料を買いに、彼は走った。
そしてすぐさま商品を送り付けた。
ものすごい行動力である。
その頃たぬきは、娘にせがまれ
第二作目となる「白猫」を制作していた。
「いっしょにつくるぅ~♪」
娘は意気揚々とニードルを手にし、
ともに白いフェルトを刺し始めた。
ふと娘を見ると…気づいたら絵本を読んでいた。(その間わずか3分)
ニードルの鉄の匂いが嫌だったらしい。
相変わらず不思議ちゃんだ。
そして出来上がったものがこれだ。
なんか見た目がちょっとかわいそう。
出品できるものが作れる日は来るのだろうか…
そしてぱぱらいおんは、
「なにか不用品なぁい?」
と嬉しそうな声を出しているのだった。
追記
「ネジとかって、売れるかな?」
飽くなき探求心。溢れ出す行動力。
すべては、「セミFIRE」のために…
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