最近やたらとむすめにあんが言う。
「私、500歳まで生きるの」
「魂、外に出さないの」
そろそろ、人の最期やその後を想像しだすお年頃なのかも。
そんなお話。
お風呂に入っている時に、
「天国はどこなの?どんなところなの?」
と聞かれたので、よくある定説、
「善い行いをすると天国へ、悪いコトをすると地獄へ」
というものをとりあえず教える。
その反応はというと。
「そうなの、でも私天国行かないよ」
「だって魂出さないから!」
むすめにあんの中では、
魂が抜ける=終わり
という概念らしい。
そして今朝、ぱぱらいおんにこんなことを言ったらしいのだ。
「パパ、魂出さないようにネ」
大好きなパパとずっと一緒にいたい。
小さいながら、
自分の持っている言葉で精いっぱい伝えた愛。
ぱぱらいおん、とてもかわいかったと言った。
先ほど一緒にお風呂に入ったむすめにあんと私。
ちょっと意地悪な質問をしてみた。
「パパとママの魂、抜けちゃったらどうする?」
困っちゃうかな、と思いつつ
どうするのか気になって聞いてみた。
「もう一度入れて生きさせる!」
こういうことらしい。
今まで生きてきたたった数年で、
こんな壮大な、命について考えて話す日が
もう来ていることに、少し驚いている。
そして成長を感じている。
と同時に、
娘のやさしさを感じたのであった。
追記。
むすめにあんの手にかかれば、
黄砂をこの世界から消すことができるらしい。
もはや超能力者である。
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