ハンノキ花粉

雪解けが進んだ三月某日。

 

ムズ。

ズキ。

カユカユ…

 

あぁ、来たな。

私の身体が反応する。

 

天気予報では、アナウンサーが明るい声で伝えている。

北海道では、ハンノキの花粉が早くも観測されております。

 

今年も、この時期が来た。

 

 

北海道立衛生研究所によると、ハンノキの花粉は

積雪の残る3月から飛散するらしい。

そして、近年、今年の飛散状況はこのようなグラフになっている。

北海道立衛生研究所 HPより引用)

 

北海道は「シラカバ」の花粉症に罹患している人が多いが、

この「シラカバ」花粉に反応する人は、

だいたい「ハンノキ」にも反応するらしい。

 

症状としては、

・鼻水、鼻づまり

・喉の痛みやかゆみ、違和感

などである。

身近にできる対策として、

・マスクの着用

・花粉を自宅内に持ち込まないよう、

帰宅後の手洗いやうがい、さらには洗顔なども効果的という。

 

たぬきは、幼いころからアレルギーをたくさん持っていた。

果物(バナナやウリ系、年齢と共にバラ科の食物)に始まり、

ネコ、シラカバ、ヨモギ、イネ。

また、病院の注射などで使用するアルコール綿でも、

赤くなってしまうのだ。

(コロナでアルコール消毒が始まってから、手荒れがひどくなった)

 

幸い、症状が比較的軽めではあるため、

「涙が止まらない」とか

「鼻水が洪水のよう」などにはならない。

しかし、浅く広く、症状が出るのだ。

 

花粉の種類にもよるのだが、

・目のかゆみ、充血

・鼻水、鼻づまり、くしゃみ

・喉の痛み、違和感

・耳の奥のかゆみ

 

主にこの4か所イカれるのである。

 

一番地味に困っているのは、「くしゃみ」だ。

 

車の運転や、仕事中、目の離せない瞬間は

誰しもあると思う。

でも、くしゃみをしてしまうと、

絶対目をつむってしまう。

 

たぬきの仕事は、食品製造業であり、ライン作業のため、

目視確認をする場面が非常に多い。

また、高速で物が流れていくため、

くしゃみで見ていない一瞬で、ちょっとした事が起きることも…

 

また、むすめにあんを妊娠中の事。

たぬきは、くしゃみえずきつわりゲロの3コンボだドン!

割とやらかしていた。

常に気持ち悪さを抱えてる中、くしゃみをしてしまうとどうなるか。

こんなにも、くしゃみがつらいなんて。

しかもちょうど、イネ・ヨモギ花粉が飛散している秋口だったため、

それはもう

地獄か?ここは地獄なのか?状態だった。

 

じゃぁ、薬を飲めばいいじゃない。

という話なのだが、

市販薬はあらゆるものを試した。

しかし、副作用ばかりが強くなり、

喉が異常に乾き、眠くなる一方で症状が治まらず、

かといって通院するほど重症か?と

病院に行けていない。

そして、過去になんらかの薬(複数服用していて特定に至ってない)で

薬疹が出てからは、下手な薬に手を出せなくなった。

 

次の雪が降るまで、長い。

この長い時期、どう戦うか。

また、おすすめの戦い方があったら教えてほしいです。

 

追記。

鼻水がひどくなると、鼻つっぺをしたまま眠ることがあるが、

朝になると、その鼻水が乾燥して固まって、

無理やりはがすと、鼻血が出ることがある。

 

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