もうすぐ2年生

つぶやき

2023年3月。

むすめにあんの1年生としての登校日も、残すところあと3回となった。

来週には、修了式を終え、4月からは「新2年生」となる。

 

この1年で、むすめにあんがものすごく成長したと感じることが多く

写真を見返していても、

「こんなこともあったなぁ」

「これができなかったんだっけ?」

と、いろいろな思いがあふれ出すのだ。

 

2022年4月、期待と不安を胸にのぞんだ入学式。

数日前に自分で前髪をばっつり切ってしまい、とんでもないヘアースタイルで参戦。

(2022年4月 ぴっかぴかの… より)

 

ベリーショートも相まって、ひときわ目立っていたと思う。

今では、すっかり髪を伸ばす!と1年間長さを変えずに切り続け、

ついにロングヘアになった。

 

なお、見た目が大きく変わっても、

ちょっと変わっている性格は、変わっていないという。

 

身長ももちろんとても大きくなった。

入学当初は、ランドセルから手足が生えているような、

ランドセルが大きすぎて、

「おやまぁ大丈夫かしら オロオロ」と思っていたけれど、

ここ数日、登校する娘を見送るときに、ふと見ると、

しっかりとした足取りで、すたすたと歩く頼もしい後ろ姿がそこにあった。

 

ああ、もう2年生になるもんね。としみじみ思ったのである。

 

 

できることに関しては、「文字を書く」ことだ。

幼稚園年長になってやっと、本当に少しだけ、文字を書くことに興味を持ち、

自分なりに何度か挑戦したこともあった。

しかし、むすめにあんの性質上、覚えること、インプットに関しては神がかっているのだが、

書き出し、アウトプットに関しては少々苦手な部分があった。

そのため、入学当初は、

「国語の勉強がいやなの。文字が書けないの」と言いながら、

串団子のような「あ」や、鏡文字の「か」などを書いては消していた。

 

今では、ひらがな、カタカナ、漢字を上手に使いこなし、

自分の名前も、「習っている漢字は漢字で書くんだよ!」と、

枠内にぴっしりと収めて綺麗に書けるようになったのだ。

これは、本人の学習への意欲や努力のおかげだと思う。

 

そしてもう一つ。

むすめにあんは、友達付き合いというものが薄かった。

 

と、いうのも、幼稚園年中になった年から新型コロナウイルスの流行、

幼稚園が半月、一か月と休園を繰り返し、まともな幼稚園生活を送れなかった。

年長になってもそれは変わらず。

もちろん、個人間の家の行き来などもしたことがない。

それもあってか、入学当初はお友達の輪に入る、特定の友人と過ごす、

というよりは、

「あそこでわいわいしてるからちょっと行ってみよう」感覚であった。

ちょっと行ってみよう、なので、遊びに入ることはせず、

遠巻きで見ていたり、審判役に回ったりとむすめにあんなりのかかわり方をしているようだった。

 

だが、冬休みが明けたあとくらいから、

ちょっとずつ特定のお友達と「今日はお絵かきした」

「今日は一緒に図書室で過ごした」など、遊んだ報告をちらほら聞けるようになったのだ。

学童に行っても、一緒に風船バレーをしたり、すごろくゲームをいろんなお友達としながら

楽しく過ごしているという話を聞き、一安心である。

 

9月から始めた新体操教室も、ちょっとずつお友達と打ち解け、

よくお話するお友達のお名前はしっかり覚えて、

嫌いだったおにごっこ(足が遅いから嫌だと言っていた)にも、

積極的に参加し、怒ったり笑ったりしている姿を見て、本当にうれしかった。

 

今まで一人で気長に遊ぶことが好きだったむすめが、

こんなにも人と関わって楽しそうにしている。

自分から「あれしたい」「一緒にやりたい」と思えるようになった、

めちゃくちゃ大きな成長である。

 

2年生になる。

だんだん、親の手も離れていく。

楽になる!と思う反面、やはりさみしさが大きいのである。

春とは、そういう季節だ。

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