春。
ひそかに計画していたことを、
ついに進める時が来た…!
〇上家、ハムスター増殖計画!!!
我が家のかわいい2匹たち
むすめにあんが言った。
しらたまと、たまこの子供は、どんな感じなのかな?と。
しらたまは、パールホワイトのオス。
性格は非常におっとりしていて、ちょっとどんくさい。
我が家に来た時から、野性味というものが一切感じられず、
与えたエサは蓄えることなく完食し、
野良寝はしょっちゅう。
人を怖がることはなく、しかし、なんでも噛んで確認する憎めないやつだ。
たまこは、プティングハムスターのメス。
我が家に来た時は、とにかく体が小さくて、ピンポン玉くらいしかなかった。
非常にビビりで、すぐにチーチー鳴き、噛みはしないものの、
人の手には一切乗らない。乗っても飛んで逃げるほど。
でも、食欲だけは旺盛で、毎晩ごはん前になると飛び出てくるのだ。
そんな2匹の子供…
絶対かわいいに決まっている!!!
じゃぁやってみようじゃないか!!!!
ということで次のステップへ行くのだった。
お見合い
そう。お見合いである。
まずは二人の相性を知る必要がある。
死ぬほど相性が悪いって可能性もある。
我が家は3ステップ段階を踏むことにする。
①パーテーションを付け、壁1枚隔てて同じ空間で住まわせる
プラスチックの透明パーテーションを付けて、
直接の接触はできないけれど、匂いは共有でき、
視覚でお互いを認知できる方法だ。
まずはこれでお互いの匂いに慣れていってもらう作戦。
これを、2週間続けた。
この間、何度か扉を開けた際に、出入り口から隣の空間へ、
たまこが侵入し、しらたまのお部屋を襲撃したことがあった。
が、大喧嘩にはならず、
侵入した側のたまこが「チーチー!」とビビり散らかす。
ここで、大喧嘩をしなかったのは大きな収穫である。
次のステップに進んだ。
②別荘で直接プロレス大会
もうバッティングしてもらいまひょか!ということで、
いつも部屋掃除の際に、一時避難に使っているケースに二匹を移し、
少しの時間過ごしてもらうことに。
ここでもたまこが、チーチーいいながらしらたまに近づいては、逃げてを繰り返す。
しらたまは、というと、しつこく追ったりなどはせず、
少し後をつけて、たまこの匂いをそっと嗅ぐ程度。
何ともおっとりしたしらたまらしい、やさしいアプローチだった。
激しい喧嘩もなかったのだが、たまこがしらたまに乗っかり、
耳のあたりを噛みそうになったところで中断した。
ここでは、お互いあまり慣れていない場所(お掃除部屋)に連れてこられ、
その時点で警戒心が強いのに、さらに異性のハムがいるという特異な状況を作ってしまったため、
お互い落ち着いて行動できなかっただろうと判断。
そこで、最終段階に移ることにした。
③一つ屋根の下作戦!
ほんの~ち~いさな~出来事が~♪
と頭の中で再生された人は仲間です。
(あんちゃんとこゆきって書いたけど、あんちゃんとこゆきは兄弟か…(笑)
いっそ同じ家で過ごしてもらいましょう。
と、パーテーションを取っ払って様子を見ながら、
1週間同棲生活をしていただいた。
最初は1時間に1回くらいは、「ちー!」と、たまこの悲鳴が聞こえたが、
のぞけば、上に乗られているのはしらたま。
(普通逆なのでは…と困惑し、グー〇ルで調べだすたぬき。)
しかし、同棲生活終盤の夜、たぬきは目撃した。
二人の、とても尊い、濃密なお時間を…♡
とてもやさしくて、かわいらしい二人の、
微笑ましくて大切な時間。
邪魔をしないように、声を殺し、ムービーでしっかりとらえるたぬき。
そして現在
同棲を終え、ちょうど1週間が経とうとしている。
たまこのおなかに、おっぱいらしきポッチリが目視できるような…気がする。
動きが早く、また、あまり体を触らせてくれないため、
ちゃんとした確認がとれていないのだが、
もしも、夫婦計画が成功していれば、ゴールデンウィーク中には、
小さな小さな命たちに出会えるかもしれない。
その時はまた、詳しくお話しようと思う。
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