最近、に始まったことではないのだが、
娘はあらゆるものの【ランキング】を作って
発表しあうのが好きである。
例えば、
ママが一番好きな果物は?次は?3位は?と、聞いてくるのだ。
私が、一番はパイナップルかな~?
二番目は冬ミカン、三番目はいちごだよ!と答えると、
私はね、と自身のランキングを教えてくれるのだ。
そのランキングの種類は多岐にわたり、
好きなすみっコぐらしのキャラクターは?
好きな食べ物はなに?
一番まねっこできるマリオのキャラクターは?
(しかもランキングに合わせて声真似もさせられる特典付き)
など、ぼーっとしている暇もないほど、このランキングの話が展開されていく。
ただランキングを発表しあうのならば、
とくに困ることもないのだが、
一番つらいのは、
同じランキングを何億回と聞かれるし、
しかも前回と回答が異なると、
なんで?なんで違うの?と質問攻めにあうのだ。
なまじ記憶力がいいだけに、
適当に答えてしまうと痛い目に合う。
どうして、こんなにランキング付けがすきなのだろう。
なぜこんなにこだわるのだろう。
自分の子供のころを思い出してみた。
よく姉イグマと、こんな会話をしていた。
女子向けの雑誌を広げ、男性アイドルや、流行りの洋服なんかを眺めては、
じゃぁ好きなやつ1~3位決めて同時に指さそう!
せーのっ!
と、寝る前にやったりしていたっけ。
(大体こういうトークは、寝る前の布団の中で行われるのだ。)
(いくつになっても、こういうことして盛り上がっていた気がする)
ランク付けをすることで、
お互いの趣向を知れるし、かぶったり、真逆だったりしたとき、
その違いや、共感に面白さを感じるのだ。
ランキングは、いわばコミュニケーションツールなのかもしれない。
相手を知るのに手っ取りばやく、
また、自身を知らしめるのにも、有効なのだ。
奥が深いぞ…。
疲れているときは、どうしてもちゃんと答えてあげることができず、
「前にも教えたでしょ」と、冷たい言葉を返してしまうこともある。
しかし、話に乗って熱弁してしまうと、逆に聞いてくれないということもあるので、
相手と熱量を合わせていかないと通用しないツールであるという難しさも兼ね備えている。
奥が深いぞ…。
ちなみに、聞かれて困ったランキングは、以下の通り。
・好きな料理は?
→全般的に好きなものが多すぎて決められない
・好きなお菓子は?
→お菓子の範囲が広すぎる
・好きな臓器は?
→マニアックすぎる
みなさんも、ランキングを作って家族で発表しあってみてはいかがだろうか。
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