ベタ雪、ヤバ雪。

つぶやき

今朝。

 

玄関を開けたら、

夢のような世界が広がっていた。

 

 

めっちゃ積もってる

前日の天気予報でも言っていた。

道内、積雪が多いところで、60~70センチほどとなるでしょう。

そんな言葉が、脳内を駆け巡る。

 

いや、にしても積もりすぎでしょ!!!

 

実際に外に出てみると、

なんと、私の足の付け根あたりまで来ている。

私の身長が、145センチなので、

大体60センチくらい積もったと思われる。

(寝巻姿で失礼します)

 

車の上にも、たっぷり雪がのっかっており、

まるでかまくらのようなシルエットになっていた。

車のタイヤがすべて埋まってしまうほどで、

あのままエンジンをかけてしまえば、

危険な状態であっただろう。

 

しかもベタ雪

しかも、今日降ったドカ雪は、なんと通称ベタ雪と呼ばれる

水気を多く含んだ、重たい雪なのだ。

握ればその形にぎゅっと固まるので、雪像を作るのにはもってこいな雪質だ。

 

問題となるのは、その重さと、固まりやすいという性質。

ママさんダンプで運ぼうにも、雪が硬くて刺さっていかない。

刺さったとして、運ぼうとしたら進まない。

変な道を作ってしまえば、あとから削ることも難しい。

 

車の上の雪をよけようとしたときは、

雪よけブラシ(伸縮するデッキブラシのようなもの)では歯が立たず、

スコップでおろそうとしたのだが…

固まった雪の塊に、スコップが貫通し、

スコップ型の穴が開いただけだった。

(べた雪は、少し雪が青く見える)

 

ぱぱらいおん、心の叫び

今日はたまたまぱぱらいおんがお休みだったため、

朝早く起きてもらい、雪はねをしてもらった。

 

雪をはねながら、二人で

「今日は命を守る行動が大事」

「仕事なんて行ってらんない」

「さすがに休みになるでしょ…」

「でも携帯は鳴らない…」

 

「なんで出勤することが前提なんだ!こんな天気やぞ!!」

「働きすぎなんだよ、日本人は!!」

「安全第一だろうが!!!」

 

ホワイジャパニーズピーポーって言いだしそうな勢いだった。

 

結局、休みになるという連絡もなく、

一車線になった雪道を、ヒーヒー言いながら運転し、

通常8時間勤務を終え、帰宅したたぬきだった。

 

大雪だろうが、変わらない

どんなに大雪が降ろうが、

仕事が休みになることはない。

これが北海道の普通なのである。

 

さすがに、猛吹雪の視界不良であれば、

そこまでの無理はさせられないだろうが、

視界が問題なければ、なんとか来いと言われてしまうのだ。

特に、電車やバスではなく、主に自家用車を使用する地域ならなおのこと。

 

こんな無理をしなくても、

生活をしていける手だてが欲しいなと思うたぬきであった。

コメント

  1. […] (2022年1月12日投稿:ベタ雪、ヤバ雪。 より) […]

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